私が乗っていたのはホンダ空冷2気筒モデル。CJ360T
CJ360Tは10年前バイクといって間違いない。
ホンダホークIIはその前のCB400F(4気筒)の大幅コストダウン
とにかくローコストに作った2気筒モデルでした。定価33万円。
なんせフロントフォークのトップブリッジは薄っぺらなプレス鋼板だった!
CJ360Tでさえ、ちゃんとキャスト材だっったのに・・・・
そのホークIIが40PS、これでリッター/100psバイクの時代となりました。
#私のホンダCJ360T2気筒モデルはたしか27psだったはず。
オートバイのデザイン的な大きな違いは、タンクとサイドカバーがつながり始めた。
タイア&ホイールがワイヤースポークからキャスト&チューブレスになり始めた頃です。
ホンダホークIIはプレス鋼板の組み合わせホイール。
コムスターなどと名乗ってましたが、いまいちスズキの星形キャストホイールに比べると安物感が目立つデザインでした。
さて、
当時、回りの友人はスズキGSX-400E(2気筒)/カワサキFX400/ヤマハXJ400/ホンダホークII
私だけ旧軽4エンジンをのっけた(逆?)CJ360Tでは情けなさすぎまず。
ホントは欲しかった水冷VツインのGL400なんぞ買おうもんなら、仲間から嘲笑を受けることは確実。
何が何でもスポーツモデルでないと・・・。
名古屋から行った24回東京モーターショーでみたCBX400Fに私は心を奪われました。
わざわざこのためだけに晴海に・・・。車なんてほとんど興味なし。
CBX400Fはクラス初の目新しいゴージャスな装備満載です。
当時、考えられる最強の順列組み合わせスペック、まさにロイヤルストレートフラッシュバイク登場!
********************
当時リッチな?独身生活を送っていた私が買わないはずがありません。
もちろんなじみの親父のバイク屋に注文に直ちにかけ込みます。
お値段は馬力同様47万円。
当時、軽自動車のスズキアルトが同様47万円。
天井はある。ドアはある。ウインドガラスはある。シートは4人分。灰皿もライターもついている。ヘッドライトは二つ。タイア&ホイールは合計5本。
CBX400Fは二人しか乗れず、タイアホイールは二本、ヘッドライトは1つ。カウリングなどついていない。なのに同じ47万円。
一体何故?なんて『オートバイは1馬力1万円が相場!』なんて理屈で、全〜然気にも止めなかったのでした。
#でも、CB750F(巨摩群モデル)は当時595,000円→参考
私が注文したのは真っ赤なシングルカラーのモンッアレッド。
きらきら光るパールトーンの2トーンも良かったけれど、なんせ赤は少し定価が安い!
が、これが裏目で納車が大幅に(一月ほど)遅れることになる。
ホンダは単色など売れんと思い、既に2トーン以外生産してなかったらしい。
1997.11.17 : 続く。 (Go to vol.2)