2003.7.27

一カ月ぶりのテストラン

まったく一カ月もよく降ったもの。雨で全然出られなかった。 今日、久しぶりに 150Km ばかり走らせることができた。 ざっと気がついた点を。
  1. アイドリングはかなり安定。
    主としてアーシングによる効果かと思われるものの、とりあえず電装系が影響する ということは確か。つまり複合条件なのだろう。 今日もガンガン回した後はアイドリングがなくなり、始動困難な状態になった。 時計で見て 30sec も待てば普通に始動するのが奇妙。

  2. オイルが燃えてる。
    ガンガン走らせたらオイルが白煙をあげていた。現在 WAKOS の 20W-50 のものを 入れているけれど、どうもこれが相性悪いらしい。鉱物性だから燃えるのは仕方ない か?しかしいまどきの完全合成の精度の高いオイルを入れるのもまた怖い。
    前回まで使っていたモチュールの製品が無くなったのが痛いところ。 今度は HONDA の純正、ただし一番グレードの高いものを入れてみる予定。 そのグレードには 20W-50 がある。
    10W-40 は今まで入れたオイルすべてが白煙モクモクになった過去ありなのでもう 試す気がない。

  3. オイルのせい?
    暖まったらアイドルが無くなる、というのはどうもオイルとの相性もありそう。 TL125 など小排気量空冷エンジンではオイルがヒートするとアイドリングが無くなる、 という現象によくあってた。とりあえず暖まったときのアイドル不整については オイルを変えてから考えることに。 現状でもアーシングの成果か、かなり安定するようになったのだから。
    オイルクーラーをもう少し能力の高いものにするという手もあるが、今はまだ。

  4. 車体のうねりは解消の方向へ。
    前回高速時に車体がうねるようにぶれて安定しない、という件があったが、 これはリアサスのダンパーを最弱だった(アタリを出したかったので)ところから 中間位置( 11 段階の真ん中)に変更したことこでかなり安定するようになった。 そのかわりか、旋回時にフロントが少し滑って横に動くような動きをする。 フロントのダンパーを少し固める(オイルを固めにする)とか、ステアダンパーを 入れる、フォークスタビライザーを入れるなどして前脚の強度を上げてやれば ひょっとして安定するのかもしれないが、その時は少しずつ逃げることなく スッテンと前がスベって転倒しそうで、怖い。
    この当時の単車は、カラダもフレームの一部のような状態で走らせていたわけだし、 今の僕が当時に比べてギュっとステアやタンクを押さえて走らせていないのは明白 なので、もうちょっと体を固めて走らせろということかもしれない。様子見。

  5. 10000rpm あたりでの息ツキ。
    10000rpm 周辺でトルクの谷を感じる。このあたりでパーシャルにして旋回する ようなときに前のめりになったりして扱いづらい。
    が、これもどうやら体が慣れていないだけかもしれない。 全開にすれば 10000rpm は息ツキを感じさせないまま通過する。 もともと CBX に 10000rpm 前後にパーシャル状態はなかったかもしれないし。 おぼろげな記憶では 9000rpm あたりまでは問題ないが、10000rpm - 11000rpm あたりに飛び込ませたら、あとはノーコン状態で走らせていたはず。 つまりこのときスロットルは全開であったはず。
    結局僕は CBX に「もっと開けろ、ビビるな!」とどなられているのではないか? 根性入れんかい、というわけ。

アーシング部分の写真を参考までに。

ジェネレータの足元からバッテリーマイナス、フレームアース、レクティファイヤー、 スパークユニット、イグニションコイルのケース、シリンダヘッドカバーあたりを 通っています。


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