アフリカの紛争地域で産出されるダイヤモンドをめぐる人々の欲や悲しみを描く。
一般に評価が高い作品と思う。だから見に行った、と言うのもあるし、俳優がちょっと気になった、と言うのもある。そう、『ディパーテッド』で見たディカプリオがなかなか良かったのだ。
で、見ると、うーんやはりディカプリオが良い。今彼は 33 歳くらいだろうか。トシをとって、悪役の顔が似合う感じになってきた。余り彼の映画で良い印象のものはないのだけれど、ここのところの彼はかなり良い。
ジェニファー・コネリーもそれこそ『フェノミナ』の昔から好みだったのだけれど、『ロケッティア』も『ダーク・シティ』も『砂と霧の家』も、いずれの時期もなかなかに僕の印象は良い。良い女優さんだなあと思う。そして本作も良かった。
いろいろ思うことはあるのだけれど、混沌としたアフリカ紛争地帯の人間たちを、混沌のまま描いた作品そのままのように頭の中では考えがまとまらない。
ただ見ていて非常な圧力を感じたことだけ書いておきます。