湖畔の別荘に「お受験」を控えた三つの親子が合宿をしている。そこに女が一人現れ、殺される。不思議な物語が動き始める。
雰囲気のある予告編。青山真治。居並ぶ俳優陣。これは見なくてはいけないのではないかと思いつつ、気が付けば最終日。やむなく一人で劇場に見に行った。
そして、うーん、駄目だった。なんというかテレビドラマ風だった。一部撮影でおおっ、というところはあるにせよ、全体にテンションが低く、舞台劇風にもその緊迫感の薄さからなりきれず、映画にもなりきれなかった。まるでテレビドラマを見ているようだ。なんだろうこの感じは。制作がフジテレビだからなのか?青山さんってこんな感じだっけ?
見終わって、なんとなく似た感覚になった作品を思い出した。『g@me』だ。
それにしても眞野裕子さん、美人だなあ。