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色男の毎日とその妄想。なんというストーリーか。
『オープン・ユア・アイズ』のまるきりのリメイク。ある程度何か変わってるのかと思ったらほとんど何も変わらず。つまり原作を見た時の「おいおいどうなってんだ」という、おいてけぼり感もそのまんま。どうにかしてくれよおい。
ペネロペ君は前作の方が若くて魅力的。全体にラテン系の人などはすごく若い時がすごく美人に見える。とりあえず前作での登場シーンは非常にパッとした感じで華があってよろしい。今作はそれに較べると何か褪せた感じ。はて。トム君はもとからパッとする役者さんじゃないので、全体的にどうもいまひとつ。前作のいかにも金持ちボンボンの頼りなさ的なところが出せず、攻撃的すぎてジタバタするところがうまく合わない感じ。つまり頼りないヤツが金は出すとかなんとかムナシイ（効かない）ことを言ってジタバタするのがいい構図なんだが。
そういう意味で結構よかったのがキャメロン君。彼女は実は結構トシがいっている。年増というほどでもないが、思い込みの強いタイプをいい迫力でやってた。
ところで先日出張中に買ってきたポール・マッカートニーのライブDVD、『Back in the US』を見ていると、トム君とペネロペ君が客席でべったりくっついてるのが映ってた。もちろん目立つのはぺネロぺ君。うーん危うしトム君。