![[ Search ]](/review/search.gif)
インディ・ジョーンズ的財宝探しストーリー。ただし主人公は女性で、それもグラマラスな美人。サエない考古学者などでもなく、貴族の跡とりである。
ボーン・コレクターでちょっとぴぴっと来たアンジェリーナ君主演の話題作という事で見に行った。『インディ・ジョーンズ』を女性にしてムチの代わりに二挺拳銃を構えてみた、というところか。ありそうな設定といえばその通り。僕は知らないが、元は人気ゲームの人気キャラクターらしい。
期待していたがいまいちだった、というのが正直なところ。興行成績は良いらしいが、ちょっとテンションが上がらなかった。多分不用意にバラバラと撃ちまくるのが悪かったんだろう。一撃の重みがない。
バラバラ撃って重みなしという点では『ロボコップ』の二作め以降が同じか。一作めはポール・バーホーベン得意の神経を逆なでるような暴力描写で、撃ち合いシーンのタマにもドスが効いていたが、二作め以降はタマが軽くなってしまった。
『ハード・ターゲット』のランス君はかっこよかったなあ。ジョン・ウーのこういうアドレナリンの上がり方が僕は好きだなあ。
テンションの上がる映画、上がらない映画。何が違うんだろう。