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UFO作品、日本初公開第2弾!である。'95年の9月には、プロモーションとして、レスリー、カリーナ、アニタ & ピーター・チャンが日本にやってきた。大阪での上映回でもレスりーたちはやって来た。私は勿論行かねばならぬ!と思いながらも入試なんてものがすぐそこに迫っていたために断念したのでありました…なんてこったい!!（でも写真は入手した。）
ところで、この映画はそりゃもうロマンチックなラブストーりーである。
レスリーは、音楽プロデューサーのサム。その恋人兼歌手であるローズに、カリーナ・ラウ、サムの売り出す男性歌手ウィンにアニタ・ユンが扮する。サムは、ローズとの生活には疲れを感じており、男である（とサムは信じている）ウィンに魅かれていく。サムは自分はゲイかと悩むのである。（レスリー・チャンはやっぱこういう役だ。この人がホモではないかとの噂は…あるのよ、実際に。）
もう少女漫画の世界である。こういう映画を撮るピーター・チャンという人はすごくすごく優しい人である。ついでに可愛い童顔の持ち主である。
俳優に関して言えば…チャン・シウチョンが最高だ!!この人はゴールデンハーベストの副社長がイチ押し!と言っている、今売れに売れている俳優。でも、本職は「風・火・海」というアイドルグループの一人だ。日本では「コハル」と呼ばれ親しまれている。（語ると長いのでこの辺で。）もう一つ、この作品はストーリーと関係ない細部に、マニアには爆笑もののセリフや設定があって、いくつ知っているか、幾つ気づくか、という楽しみ方も出来る。勿論、知らなくっても充分楽しいし、充分感動できる作品だ。「誰もが笑い、感動できる作品」こそ、ピーター・チャンが目指すものである。良い映画だ。皆さん、見よう。