やくざな父親を目の前で殺された娘が、隣に住む男の元に転がり込んでくる。男は殺し屋だと言う。12歳の娘は自分を殺し屋にしてくれと頼む。
僕の好きなリュック・ベッソン監督による、久々のアクション映画です。もともとヨーロッパで活動していたベッソン監督がハリウッド進出に向けて作ったもので、ハリウッドアクションとヨーロッパ映画の雰囲気を両方持った作品となりました。ぱっぱらぱーと明るいアクションではありませんが、僕は気に入りました。割合に一般的なおすすめ映画に入れられると思います。
ただ同じベッソン監督のアクションなら『ニキータ』の方が僕は好きです。(^_^;)
ベッソン監督が主演のジャン・レノの為に書いたという思い入れが見えるようでした。ジャン・レノはベッソン監督の映画のほとんどに出演(ぜんぶかな?)しています。どうも両者はお友達のようです。(^_^;) 『ニキータ』でもヴィクトールという名前の死体始末屋としてレノは出演しており、短い出演時間ながら強烈なインパクトがありました。そのヴィクトールという役とレノのイメージを膨らませてこの映画を作ったようです。